ドラマみたいに綺麗ね 夕暮れの街並み
光を浴びて足元 伸びるは影法師
所詮 群衆の中の一人だ 是非も無し
だけど頭の中くらいは 主役で居たいでしょ

魔法のドレスに宝石の鞄
鳥籠の姫は 何もせず 助けを待っている
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もし 私じゃないなら 皆に愛されるかしら
もし 私じゃないなら 夢も叶えれたのかしら
もし 私じゃないなら もし 私じゃないなら

こんな夜も悲しまずに寝れるかしら

想像しただけ別にいいでしょ
誰にも迷惑掛けてない

もし 私じゃないなら もし 私じゃないなら
こんな世界に閉じ籠って 生きることも
きっとないだろうな


ガチャガチャガチャガチャ 人生なんて
あの子はいいなぁ 親がお金持ちで
いつも新しいモノを 持ってさ

あぁ 自分を変えたい でも それもできない
だって努力もできない自分を見たくないの

真珠の指輪と 黄金のネイル
着飾ってみても この場所は 私すら居なくて
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もし 私じゃないなら 頭も良かったのかしら
もし 私じゃないなら 運動も出来たのかしら
もし 私じゃないなら もし 私じゃないなら
思うまま生きて 自由になれるかしら

騒々しいから耳を塞いだ 他人の幸は毒の味

もし 私じゃないなら
もし 私じゃないなら
ないものねだりの自分を 嫌うことも きっとないはずだ

もし 私じゃないなら 楽して生きれるのかしら
もし 私じゃないなら 今すぐ頑張れるかしら
もし 私じゃないなら もし 私じゃないなら
価値ない 惨めな命じゃないのかしら

悲劇のヒロイン 私を見てよ
隣の芝が青くて

もし 私じゃないなら もし 私じゃないなら
もし 私じゃ 私じゃ 私はいらない？

妄想の中で消えてみたけど 本当に消えたい訳じゃない

もし 私じゃないなら もし 私じゃないなら
才能もお金も全部 あるよ なんて

「下らないショーだ」