おぼつかない演技をしている
幾許かを　話で誤魔化す

あの広場まで　来てくれないか
私の声は　胸に消える
自己矛盾を犠牲に　願いを告げても
貴方はいない

もどかしいね
最後に横にいた頃はキレイだったのに
刻とはこうも残酷な愛だ
寝ても消えない
愚かしいね
今でも踊る貴方なら憶えているのに
感情さえも奪えない過去を
気付けないままだ

永久とは徒労と同義の
存在から抜け出せずにいる

1,2と足先が動く
一歩二歩無駄がないね
一刻も目は離せないと
思った

狂おしくて
解せない心の奥など見たくないのに
口から零れてしまえば涙
故に知りたい
美しくて
今でも大脳の奥では舞い踊っている
不可侵だから触れないことに
嫌になってるんだ

貴方はいない　解ってるけど
隠せはしない　戻るべき箱

もどかしいね
それなら私が一筋の光になろう
貴方のようにどうでもいいと
思ったことは無いよ
そして夜と朝が入れ替わる前に
二人になろう