A)踏切の前積もり出した雪の粒
君の見ている明日
振り返ってまた明日
ポケットでしわくちゃになった
読めない字で伝えたんだ
"ずっとありがとう。"

B)冬に咲いた花は
冬のうちにね
枯れていくの
温かい木漏れ日に
触れることなく

S)それでも君は笑って
「私、好きだよ」なんて
悪戯に誤魔化すから
僕はまた抱きしめるんだ
嘘でもいいから

A)不意に目が合った向こう側
君がいたのは
もっとずっと後ろなのに
この一秒がなんだかね
あぁ、嫌だなほんと
書きかけで飛び出した
もう会えないね

B)春が過ぎて
夏と秋が目の前を
警笛(サイレン)に紛れて
フードをそっと
脱がして行った

S)そこからまた一歩歩き出すのは
振り返った君じゃない僕の方だよ
霜焼けに凍えた手を
温めるのは
こんなに寒かったかな?
独り言になるよね

B)白い息に書いたはずの
最後の言葉
目の前でそっと…

S)雪を見て綺麗だって
はしゃいでた人
そんなに悲しい目をしていただなんて
車輪に隠れたその瞬間
君はまた
昨日に飛び乗った

C)夢に願うから
夢が見えなくなるんだ
明日をもっと
信じてみよう…かな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

深呼吸をして僕はこの歌を叫んだ。

初投稿になります!
きゅーぶと申します

電車が通り過ぎる間に色んなことを思い出してる瞬間を書いてみました

閲覧数:68

投稿日:2015/02/10 15:45:46

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました