何も考えたくなくて 思考を三月の夜に溶かした
風はまだ冷たいけれど 夜の空気は確かに潤んでた

不安とともに育つような 丸いつぼみ
この花が咲くころに私は

春が来る この街に
春が来る 私たちに
春が来る もう少し
春が来る 待って

一人旅立つ春が怖くて 長い夢を見ていたけれど
時は狂いなく過ぎていく 永久にまどろむ冬の日は幻

南から吹く風が合図 前を向こう
愛おしいこの時にさよなら

さよなら この街に
さよなら 私たちに
さよなら 冬の日に
繰り返す さよなら


この花が咲くころに私は

春が来る この街に
春が来る きっとあの街に
さよなら 私たちに
さよなら 君に

旅立ちのこの日

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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三月

大学卒業時に思ったこと。

閲覧数:157

投稿日:2011/09/14 21:03:13

文字数:302文字

カテゴリ:歌詞

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