絡みつく生暖かい風が息苦しい今夜も
ただ鈍く漂う惰性に身を任せた

首筋を撫でる吐息に薄く微笑んでみせる
ねェ 今夜はアナタが楽しませてくれるの?

アイシテルンダ? それは麻薬のように
甘美な香りで私の鼻腔を擽り満たして
キミダケナンダ? それは記憶のように
喘ぎ掴んだ虚空に ああ 今夜も嘘が見えた


終わらない 黒より深い闇が包み込む 私を
止まらない ココロの涙はドコへ向かうの?

泣いてるの? なんて優しくそっと微笑んでみせる
あァ アナタの指先 刃みたいに冷たい

ユメミタイダネ? それは昨日のように
霞の彼方に私の想いを浮かべて嘲笑うの


止め処なく叫んで 惜しみなく泣いても
誰もワタシを満たせない、愛せない、見つけられない、の


愛してるのなら 緩く麻薬のように
彷徨うワタシをアナタの温度で溶かしてみせてよ
ワタシだから、なら 深い記憶のように
喘ぎ掴んだ虚空に ああ 今夜も嘘が見えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ドリフティングガール 歌詞

夜の街を彷徨う社会不適合者な女の子のイメージで、ということで。
愛情に飢えて、強がって、でも本当は弱い少女を思い浮かべながら書きました。

ぱちぃPの「ドリフティングガール」で歌詞として使用してもらっています。

閲覧数:149

投稿日:2011/08/20 01:43:19

文字数:408文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました