濡れた袖が乾かなくて
急速に奪われる体温が
遠い記憶のように消えてく

霞む視界 揺れる目線
静かに震えてる鼓動とか
全部置いてけぼりにしようか


すぐ気づけるように と
握りしめた 君との繋がり
冷たい夜へと 沈んでゆくの


いっそ バイバイバイバイバイバイ
もう顔も見せてくれなくていいわ
だから バイバイバイバイバイバイ
雨よ 降り続いて このまま ずっと



こないだ良いって誉めてくれた
前髪が貼りついて離れない
重く隠して何も見えない

広い背中 可愛い笑顔
ため息独り言寝言とか
思い出して呼吸を忘れた


でも遮るように と
強くふった 首と水玉
心の海へと 沈んでゆくの


いっそ バイバイバイバイバイバイ
もう夢も見せてくれないでいいわ
早く バイバイバイバイバイバイ
雨よ やんでしまえ 今すぐ



立ち尽くして 見上げた空 あぁ あぁ
同じ表情(かお)してる


ふと呼ばれるように そう
走り出した 声が聞こえてる
そこにはよく似た 知らない姿


いっそ バイバイバイバイバイバイ
もう顔も見せてくれなくていいわ
だから バイバイバイバイバイバイ
雨よ 降り続いて このまま ずっと ずっと


ねぇ バイバイバイバイバイバイ
もう少し待ってみたっていいよね
だから バイバイバイバイバイバイ
早く 迎えに来て お願い きっと