月は高く輝いて 手を伸ばしても
遥か遠くに届く筈のない祈り

雲に姿隠しても 傷つく事ない
僅かに降る雨が月の涙

僕の生み出す雲に 月が翳る事はない
幾ら手を伸ばしても 触れる事が出来ないように

今はまだ遠い月
久遠の時を過ぎて 何時かこの祈りが
受け止めてもらえるよう


真昼の夢の月に 風が口づけて
醒めない月の眠る横顔見つめて

輝きを変える月は 一体何を望む?
誰かの強い願いを 聞き続けた月は

今もまだ永い月
永久の夢を見つめて 何処にこの心が
散らばってもいいよう

過去に消えた輝き
悠久の空に伝えて 何故この夢路に
月の光がないのかと

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Diana

3年ほど前に兄のバンド用に作ったら没にされた詞です。
当時は気に入っていただけに少し傷つきました。
理由は一箇所、「僕の生み出す雲」。
白い吐息のことですのに、兄は機関車のようにもくもく煙を出す想像を拭い去れなかったという‥‥。


「貴女」「君」などの二人称を入れないで欲しいというリクエストから作ったので、
恋愛のようにも恋愛でないようにもとれます。
どちらでもお好きなように解釈してくださいませ。

 

閲覧数:80

投稿日:2008/04/03 21:59:08

文字数:280文字

カテゴリ:歌詞

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