「盛りの過ぎた花は惨めさ」
「誰も気にせず、見向きもされず、
独り寂しく朽ち果てるだけ……」
嘘か真か 答えは何処に
季節は遠く 思い出の中
空は小さく 瞼の裏に
描く妄想 焼却処分
お伽噺は、もう卒業
“今宵、甘い夢は如何?”
交わす視線 揺れる紫煙
汗と紅の香り混じる
狭い部屋から手を伸ばす
賑わう街の片隅で
愛を封じて恋を売る
地獄の沙汰も金次第
言葉は無粋 笑いましょう?
“今宵、甘い夢は如何?”
甘え 拗ねて 焦らし 強請る
熱の波に身体委ね
溶けた吐息 涙隠す
眠らぬ街の奥底で
愛を封じて恋を売る
迷うは愚か 馬鹿が見る
だから、ねえ、ほら 遊びましょう?
利害一致の関係が
鋏片手に舌を出す
心横目に知らんふり
愛を封じて恋を売る
地獄の沙汰も金次第
言葉は無粋 笑いましょう
―――――*―――――*―――――*―――――*―――――
<A>
さかりのすぎた はなはみじめさ /7+7
だれもきにせず みむきもされず /7+7
ひとりさびしく くちはてるだけ /7+7
うそかまことか こたえはどこに /7+7
<A’>
きせつはとおく おもいでのなか /7+7
そらはちいさく まぶたのうらに /7+7
えがくもうそう しょうきゃくしょぶん /7+7
おとぎばなしは もうおしまい◎ /7+7
<B>
こよい あまい ゆめは いかが /3+3+3+3
かわす しせん ゆれる しえん /3+3+3+3
あせと べにの かおり まじる /3+3+3+3
せまい へやから てを のばす /3+4+2+3※
<S>
にぎわうまちの かたすみで /7+5
あいをふうじて こいをうる /7+5
じごくのさたも かねしだい /7+5
ことばはぶすい わらいま(しょう) /7+5
<B>
こよい あまい ゆめは いかが /3+3+3+3
あまえ すねて じらし ねだる /3+3+3+3
ねつの なみに からだ ゆだね /3+3+3+3
とけた といき なみだ かくす /3+3+3+3
<S>
ねむらぬまちの おくそこで /7+5
あいをふうじて こいをうる /7+5
まようはおろか ばかがみる /7+5
だからねえほら あそびま(しょう) /7+5
<S’>
りがいいっちの かんけいが /7+5
はさみかたてに したをだす /7+5
こころよこめに しらんふり /7+5
あいをふうじて こいをうる /7+5
じごくのさたも かねしだい /7+5
ことばはぶすい わらいま(しょう) /7+5
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