【解説もどき】彩愛―ayame―

Erz-鉱石コンピ-
No.6 彩愛―ayame― 作曲:nijill_chan

コランダム(鋼玉)

コランダムはアルミナ(Al₂O₃)の鉱物で六方晶系、結晶は錐状または柱状である。
色は灰色や褐色が多いが、透明で色の綺麗なものはルビーやサファイアなどの宝石として利用される。(主に酸化チタンを含むものをサファイア、酸化クロムを含むものをルビーとする)
硬度は9。

※また、サファイアには加熱処理を施すことでルビーに変質する性質があります。
詳しい事はggってください(笑)



さて、今回『鉱石コンピ』でコランダムを使用鉱石に選んだ理由ですが、はじめからコランダムに固執していた訳ではありません。
にぢるちゃんさんからも特に使用鉱石の指定があったわけではなかったのでとても自由に書かせていただきました(笑)

鉱石ってすごく幅が広いのでどの鉱石で書くかよりどんな感じで書くかを考えながら使用鉱石を絞りました。
最初は、アレキサンドライトという変色性を持つ宝石で書こうかなと考えていましたが「鉱石」ということで話し合いの結果、似たような性質を持つコランダムを使うことに決まりました。
もし鉱石コンピ第二弾があればオパールやアジュライトで書きたいなぁ。


《歌詞について》

舞台イメージは和室です。もっというなら夜の和室で行燈や蝋燭があればなお良し(笑)

実際、曲を聴いただけではまったくと言っていいほど和の要素しかありませんが、書き出した当初は英語やカタカナをふんだんに入れるつもりでした。
が、清(さや)けしとか表情(かんばせ)とか出てきた時点で諦めました(笑)
でも何とかいれたくて歌詞を見ていただくとわかりますがカタカナに漢字のルビを振るという暴挙に出ました。
なんかいい感じになったので大丈夫だと思ってます。







おまけ
歌詞を物語風に書き直してみました(誰得…)


何もかもを吸い込んでしまいそうなほどに澄んだサファイアの蒼をその瞳に宿した少女は何を見ていたのだろうか。
風に揺らぐ燈火だろうか?
それとも燈火を揺らすように伸びあがった人の影だったのだろうか?
確かめる間もなく立ち込めた宵闇が彼女を隠してしまった。

ただ静かに過ぎてゆく夜に哀し気な顔をしてやり過ごそうとするが、胸の奥にひそかにあった熱が収まることはない。

あの人への想いが私の中から溢れかえってしまわぬように、この想いを扇にのせて舞いましょう。心の赴くままに。

収まることのない熱がさらに温度を上げこの身を焦がしていく。
蒼の瞳が徐々にその熱を表すかのように紅へと色を変えた。
蒼と紅、二色を宿した双眼は彼をとらえて動かない。

幾ら手を伸ばせど貴方には届かなくて、掌の隙間から見えた景色に目を瞠った。
それまで白黒だった私の世界が貴方に出会ったことで数え切れないほどの色で色づいたの。
もうこの想いを隠すことは難しいから、隠すことをやめるわ。
貴方が私だけの貴方になってくれるまでずっとずーっと貴方のことを求め続けるの。




あれ…?
なんだか主人公ヤンデレ気味になってる。なぜに…(笑)

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

【解説もどき】彩愛ーayameー

ろにちゃんとか沙羅さんがあげてたから便乗してみました(遅いww)

歌詞↓
彩愛-ayame-
http://piapro.jp/t/CVY2

閲覧数:851

投稿日:2017/01/18 22:47:08

文字数:1,321文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました