求めて 砕けて 乱れた境目
崩れる 吐き出す 見たことない自分
震えて 痛くて 抱えていられない
音にならぬ のどの奥 焼けついて

出会って 別れて ほつれた日常
こぼれる 染み出す 知らずにいた想い
刺さって 潜んで 消え去ることのない
言葉 口をついてすぐ錆びついて

すぐそこまで来たの　声を出そうとした
不意に入れ替わる　私の私と

気配すらないの　口をつぐんでいた
突然降りかかる

叫んで 黙って 無言でわめいて
私と私の

本当の私は 本当の気持ちは
本当は 本当はね
誰かに決められたりはしない
ひとつの言葉 仕草
そんなものでわかられてたまるかよ

本当の私は 本当の気持ちは
本当は 本当はね
ひとつだけじゃないから　
どれもこれもあれもそれもみんな私

だから

そう 静かに傷つけもするわ
そう 笑顔で打ちのめされるわ

掴んで なくして 歪んだ光景
破れる 飛び出す 覚えのない衝動
怯えて 紛れて 意のままにならない
持て余す胸の中 凍てついて

用意をしていたの　差し出す手は止まった
不意にすり替わる　私の私と

兆しなどないの　見ているだけだった
突然襲いかかる

走って 止まって 転んで
見捨てて 助けて すくんで
上辺が 中身が どちらが
隠れて あらわれ 混ざってく
裏も表も

本当の自分って　本当の気持ちって
本当じゃない自分ってなんだ　それは誰

本当の自分って どれだ
本当の気持ちって どこだ
本当も嘘もないんだ　なにもかも全て　


本当の私は 本当の気持ちは
本当は 本当はね
誰かに決められたりはしない
生まれた世界 時代
そんなものでわかられてたまるかよ

本当の私は 本当の気持ちは
本当は 本当はね
例え認めたくないものでも　
どれもこれもあれもそれも私が見つけて