ソレイユの街

夕暮れ染まる街の色
高層ビルも飲み込んで
優しい匂いと誰かを呼ぶ声
斜めに伸びた影ふたつ

遠くで鳴ってる合図の音
鴉が鳴くから帰ろうか
私の手を引くあなたの笑顔が
赤く染まって揺らいでいる

わかってたんだ
あなたは優しい人だから
きっと誰より傷付いてる事
言葉にならない想いが溢れるから
優しい嘘を本当にするの

だってあなたがどこにも行かない
保証なんてないじゃない
離した手はまだ夢の中で彷徨って
言いたい事はもうないよ
ずっと待っているから
会いたくなった時はいつでもここに来てほしい

夕闇溶けた街の中
誰かが歌う子守唄
希望によく似た灯りの麓で
あなたと二人笑っている

気付いてたんだ
あなたは優しい人だから
きっと自分を許せない事
移ろう季節が私を置いてくから
優しい嘘に縋り付いてるの

だってあなたと過ごした時間を
忘れたくないじゃない
話をしたのも、隣りで笑い合ってたのも
当たり前の事なんてないと
私を叱ってよ
会いたくなった時にあなたがいない…?

生きてく事に少し疲れたんだ
それでも覚えた「恋」を歌う
言葉の意味などわからなくなって
それでも私は歌ってる

だってあなたがどこにも行かない
保証なんてないじゃない
離した手はもう 温もりさえも失って
伝えたい事がもっとあるよ
ずっと待っているから
会いたくなった時はいつでもここに来てほしい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ソレイユの街

閲覧数:207

投稿日:2015/07/24 11:01:40

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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