窓に吹き込む風が
カーテンを押し退け
ふたりを隔てるように
君を隠したの
窓辺に揺れて
ときめく恋は
距離を広げた
知らない歌で
過ぎてく時も
変わらぬ日々も
纏めて捨てた
君の奏でるメロディーで
どうか連れてって 私も一緒に
想いはいつも不自由で
心の外まで 出てはくれないの
季節の音と
時間のリズム
凛と佇む
ピアノの温度
背景のような
私のそばで
君はいつでも
光になった
見惚れる美しさは
この目では足りずに
紡ぎ出された粒が
君だけを包む
このまま全部
止まればいいと
君のすべても
私の意味も
引き換えにして
留めて置いて
間違いだって
君に足りない伴奏が
もしもあるのなら それが私なら
どれだけいいか 願っても
調うばかりの 流れるハーモニー
君の奏でるメロディーで
どうか連れてって 私も一緒に
想いはいつも不自由で
心の外まで 出てはくれないの
冷たくなった
空気が寄せて
移り変わるの
次のフレーズ
眺めるだけの
届かぬままの
想い出だけを
そのままにして
季節の音と
時間のリズム
凛と佇む
ピアノの温度
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