嗚呼 夜が明けて行く
真っ新な空の色
『もう僕は走り出さなきゃ』
声がそう嗾けたんだ

赤い後悔だとか
青い焦燥なんかが
僕の足にもたれかかる
振り払えるだろうか?
振り切れるだろうか?
違うな、僕がただ望んだことは

果てしない先に僕のままで
駆け抜けたい何も捨てずに
どこまで足が保つのかわからない
だけど朝はきたから

嗚呼 声が掠れてく
真っ暗な帰り道
『さあ僕は諦めるかい?』
答えるまでもないんだ

高い栄誉だとか
聡い勝算なんかは
僕と上手く距離をとったな
ただ走ってきただけ
ただ望んできただけ
僕を諦めないで済むこの道を

何もない空に声を届けて
誰にも聞こえていないとしても
どこまで僕が保つのかわからない
だから今を駆けて

赤い後悔だとか
青い焦燥なんかが
今もまだ僕を創っている
さあ朝が来ただろう?
また先を目指して
『駆ける』果てるまでは
『駆ける』僕の空へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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  • オリジナルライセンス

駆ける

royalbluemagentaさんの曲のイメージで書きました。

閲覧数:180

投稿日:2021/12/31 16:33:06

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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