泡はじけて 消えゆく
儚い音のみ残し

水中に開いた
萌黄色の水中花

誰かに愛されることをひたすら
望んで待っている

「イツニナッタラ自由ニ成レルカナ」
ヒトリ呟く

光の射さない部屋の片隅で
(ズット蹲ッテル)

ガラスケースから見える世界は輝いていた

手を伸ばして触れようとするけれど
(冷タイ触レナイ)

冷えた指先 冷えた息を吹きかけ貴方をただ
待ッテル・・・


泡となり 弾ける
哀切な吐息

耐え切れずに叫んだ
鶯色の水中花

水の中響く不協和音
恋シイ・寂シイ・切ナイ

ガラスケースから溢れだして
暗い部屋包む

部屋に射し込んだ一筋の光
(貴方ノ指先)

そっと触れる頬 広がる熱に囚われて

掬い出した手包まれ消える痛み
(綺麗ナ世界ダネ)

初メテ感ジル温カナ気持チハ・・・

愛シイ・苦シイ・会イタイ・セツナイ
抱キシメテ・愛シテ・ズット一緒ニ居タイ

冷えた指先 温めるのは貴方だけだと
信ジテル・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

水の中の花

幻想的なものが書きたくて、イメージの沸くままに書いてみました。なにしろド素人なので、生暖かく見てやってください;;タイトルは適当に変えてしまっても結構です。

イメージ:水の中に入れられて花開く水中花。風を感じることも、愛を知ることも出来ない人工的に作られたもの。彼女の生きる世界は、冷たく暗いものだった。しかし、一筋の光が彼女の冷たい体に温もりを与える―――

閲覧数:189

投稿日:2009/09/01 23:37:39

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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  • chobi(ちょびきち)

    chobi(ちょびきち)

    ご意見・ご感想

    こんにちは、chobikichiです。


    採用作品が決まりましたので、お知らせにまいりました。
    選考の結果、Rakushiさんの「楽園」を採用させていただきました。

    残念な結果となり申し訳ありませんが、また機会があればよろしくお願いします。

    ご応募ありがとうございました。

    2009/09/25 16:37:26

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