過去はいつか色をなくして
何もない日々に溶けていく
触れた熱も夜が明ければ
宙に浮いて

抗えない霧の中心で
夢を見ることはないけど
あなたが隣にいることは
夢みたいね

いつか時は2人を分かつ
1秒1秒
現実味を孕ませ

秒針が終わりを指すまで
残されたもの
その名前はなんですか？

変えられない運命を
恨んでみたけれど
その中で私はあなたと
生きていきたいんだよ

落ちた花は色褪せて
風に舞い、どこか遠くへ
昨日見た花畑も
思い出さえも

100年後の今頃には
欠片すら残らない
それでも失くさないように
しがみついて

限られた未来を歩く
一歩一歩が
不確かなものだけど

この道をあなたとなら
歩んでいける
そんな気がしているんだ

変えられない運命を
憎んでみたけれど
私達2人なら
超えて行けるかな

変えられない運命を
恨んでみたけれど
その中で私はあなたと
生きていきたいんだよ

秒針がゼロを指して
命が尽きるまで
一緒に笑っていたいよ
この花畑で