蝉しぐれ、夏の宵
遠くに響く
耳の奥
聞こえてる
貴方の鼓動
どこまでも遠くに
光る雲を追いかけた
山の上に
灯っている夕焼けに思いをのせる
どこまでもいけるような
気がしていたあの日の午後
君の手を握り歩く
夏の昼下がり
吹く風が運ぶ雨の
匂いに僕は見やる
先に見えた入道雲
降り始める水玉模様
薄暗く、光る雨粒の
指先が弾く七色が
見上げた
空にかかってる
あの虹を今も忘れない
夕闇に紛れて帰る
つないだ手、染まる茜色
僅かに耳に届いたは
小さな虫の音色だけ
秋の始まりを教える
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君の肩に残った日焼けも
どれも、消えてなくなって
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