君はその手に いろんな物を抱えているね
僕はそれと見比べては ため息ばかりをついてるよ
君はいつでも 優しい人なんだろうね
でも僕は君のようには なれないんだよ
指を指されるのが恐いから
僕は息を殺してまた遠回り
「気にしたら駄目だよ」なんてそんなこと
簡単に言わないでおくれ
大声で歌う自身はどうにもないから
僕は鼻歌交じりに誰かの後ろに回って
僕以外の誰かが動くのをただじっと
待っているだけなんだよ
こみ上げる虚しさは僕の乾きを潤すことなく
ただ頭のてっぺんまで登って僕の弱さを嘲笑う
君は本当に 嘘をついたことがないのかい?
そんな風に生きる方法は どこにあったのさ
誰の言葉でも恐いんだけど
僕は耳を塞いだり開いたり
「知らない方がいいよ」なんて君は言うけど
僕は知らない方が恐いんだよ
大声で誰かを否定にするなんて無理だから
僕はまた嘘をつくのが上手になって
でも気づいたらポロリと口から
誰かの名前を漏らしてる
どこかで誰かが泣いてても
どこかで誰かが転んでも
僕の世界に一体どういう関係があるんだい?
きっと僕の世界はこの狭い箱の中だけ
隣の席のあの子はいつも
後ろの席のあの子を気にして
僕はそれを他人事のように眺めながら
世界中の誰かの視線を気にしてるのさ
思いだしたように小声で呟いた言葉は
誰に聞かれることもなく机の上に消えた
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