天命


百か零か二者択一のゲーム
リスキーなフェイクを噛ませた
困惑する 凍りつく場の空気
ざまぁないぜ

負ける事が飽き足りないくらいに
動かない勝利の条件
アツくなればその隙をつくだけさ
流れが変わる事はない

躍動に駆られた心中は(麻薬を欲しがる)
何にも気づかず手のひらで踊らされていく


君の張り詰めた希望の綱を
音も立てずに崩れさせていく
そっと寄せた期待はあるはずもない
賭けたこの手には身を削るほどの
青く燃えさかる炎が宿ってる
冷たいこの刃を向けた瞬間に



筋が通ると本当に思ってるの?
怯えた卑屈な表情
それくらいで諦めるほど柔な
生き方してるわけじゃない

重ねた場数はオーラスへ(賽は投げられた)
僅かな一手に賭けるだけの勇気があるの?


強烈な色と飾られた赤い
天衣無縫の止まない追い打ち
細い糸を掴んだ巡り合わせ
触れたその手には手応えのある
縦一閃の強さを利かせた
脈打つ鼓動の中終わりを迎える


君の張り詰めた絶望の蔦は
音も立てずに崩れ去っていく
そっと寄せた期待はあるはずもない
賭けたこの手には身を削るほどの
生涯分かつ痛みが残ってる
幾度も積み重ねた駆け引きの果てに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【鏡音リン】天命【オリジナル】

2nd Album 片翼から【天命】の歌詞です

閲覧数:248

投稿日:2018/07/31 14:11:13

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

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