目をえぐり取りたい
もう何も見たくはない
手を切り落としたい
もう何もしたくはない
舌を抜いてしまいたい
もう何も食べたくはない
喉を焼いてしまいたい
もう何もしゃべりたくはない
いくら時間がその場を綺麗に見せても
踏み荒らされた花壇がなおる事はない、なおる事はない
新たな花が芽吹くたび、盗まれた華を思い出しては、悲しくなる
涙が肥料となればいいのだが
けれどこの言葉はきっと花を咲かすだろう
叫びが肥料となればいいのだが
けれどその言葉はきっと空に流されていくのだろう
疲労、疲労、疲弊
そこにあなたはいない
そこにあなたはいない
なぜ、なぜ、なぜ
遺体はすでに盗まれた
遺体はすでに盗まれた
偽事にされた死を否定されようにも
棘に恐れて口は蕾んでいき開かない、開かない
新たな人が訪れるたび、あなたにも見せたかったと、悲しくなる
いっそこの命を持って償いたい
けれどそれはあなたには届かないだろう
いっそこの命をあなたに与えられたら
けれどあなたはすでに否定されてしまった
せめて、せめて、どうか、安らかに眠ってほしい
だけど、だけど、ふと、あなたのそばで眠りたくなる
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