誰かを囃し立てる世じゃ
冷たさばかりが溢れて
枯れていくばかりの花をみて
誰かが足蹴りをしていた

終わりの見えない長い道は
歩くだけで掬われる
「いつかいつか」心に抱けど
その時はもう来ない

悲しくても生きていくなんて
虚しくても生きていくなんて

誰かに縋るばかりでは
本当は手に入らない
褪せていくばかりの思い出が
僕らを踏み潰していく

終わりの見えない長い道は
歩くだけで失ってく
「君がいない」声をあげても
その目に誰も映らない

生きたくても死んでいくなんて
生きたくても失うなんて

意味を見出せない
心が摩耗して
置いていった手紙を
握りしめて哭いた

悲しくても生きていくなんて
虚しくても生きていくなんて
死にたくても生きていくなんて
失っても生きていくなんて…

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グリーフ

閲覧数:69

投稿日:2022/02/12 04:14:30

文字数:343文字

カテゴリ:歌詞

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