今年もまた
山吹色の小さい花
この香りを嗅ぐ度に
心は 昔に戻ります

周り疑う心に
蓋ばかりした あの頃
それは【駄目なこと】だと
信じようとしてた

醜い心の持ち主は
あたしなのです
綺麗な理想を抱えて
誤魔化してます


街を歩けば
心を囃す甘い香り
この香りを嗅ぐ度に
心は 昔に戻ります

褒められるの嬉しくて
頑張っていた あの頃
これは【自分のため】だと
思い込んでいた

寂しい心の持ち主は
あたしなのです
笑えば騙し通せると
気付いたのです


儚げに花揺らす
厚い葉に護られて
その花散らすまで
甘く強く香ります


汚い心の有り様は
変えられません
美しいリアルを今も
受け付けられず

醜い心の持ち主は
何処に行ったの?
綺麗な理想を押し付けて
笑っていたのに


醜い心の持ち主は
あたしでした
綺麗な理想を抱えて
誤魔化してました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

金木犀

甘い香りは鼻腔に染み付いて
いつまで経ってもとれやしない

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投稿日:2013/10/06 15:22:32

文字数:379文字

カテゴリ:歌詞

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