ふわり さらり ひらり 雫
はらり きらり 掠った花びら
人よ 花よ 泣かないでおくれ
その涙もきっと
徒に毟られた緑が滴り
夜露に肌を濡らして震えている
ちらちらと瞬いていた記憶を葬り
未だ何も見えない先を憂いた
いつまで いつまで
そうやって 生きていて
どうしても どうしても
鮮烈な色彩が焼き付いている
ふわり さらり ひらり 雫
はらり きらり 掠った花びら
人よ 花よ 泣かないでおくれ
その涙もきっと 未来へ続くから
落つる花びら 土へと還り
落つる涙が 双葉を濡らす
雲間から 光 命輝かし
そしてまた 花を咲かせる
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