迷路で心偽って
明朗に演じてみても
まるでわからないし
どうにもならぬ
瓦落苦多の日々に問う

ケ・セラ・セラ 唱えても
何故虚ろな目をしている
自我の中 囚われて
無残に歳月が流れた

曇天に空を遮られ
己の軌跡に雁字搦め
堂々と歩いていけるほど
曖昧な僕は強くなくて

如法暗夜のシンデレラ
幻想織りなす世界で
華麗に一夜を舞い踊れど
魔法は何時かは解ける?

迷妄 気分は不調和
また現実から逃げても
一時の満足じゃとても足りない
満ち満ちた日々を乞う

呆れる程不安定で馬鹿げた安価な生き様を
ケタケタ嗤うのは鏡に映る私だ

曇天に空を遮られ
己の軌跡に雁字搦め
正しく生きていけるほど
不器用な僕は偉くなくて

明晰夢にて急ぐアリス
幻想が綾なす道で
闇雲に賽は投げられた
目覚めには何が見える?

気が付かない間に深層の方へ
でも真面目になれなくて
甘えていたいんだもん
まだ大人になんてなりたくないと歎いても

本能の儘で生きて
煩悩にまみれ暮らしを送る
受け入れてしまっている
後ろめたいと思いつつも

一度きりのライフゲーム
きっと生まれ変わっても
完璧な理想にはなれないよ
それでも息を続けていたい

草臥れた姿にも
無二の形があるでしょう
代わりのきかない人生で
笑って時々泣いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

エスケイピズム

閲覧数:287

投稿日:2020/09/01 01:04:56

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました