エーテルの海へ
還っていった光は
泣き濡れた夜に
ひとつ流れてみせた

願い事なんて
届かないような速さ
まるで最初から
叶える気などないみたい

だってそうでしょ
何をどうしたって
君は二度と
此処へ戻って来ない

果てのない闇を巡る
星の軌道をずっと
見失わないように
あの笑顔のない地上で
もうしばらくは私を
生きてみるよ

人は辛くなると
空を仰いだりする
小さな自分を
思い知るだけなのに

伸ばした両手を
掴んではくれないけれど
それでも何だか
全てが許されるようで

きっとその青色に
大切な誰かを
会えない誰かを
重ねてしまうから

果てのない闇を巡る
私達の軌道は
何万光年の偶然で
触れ合ったんだね
ほんの少しだけでも
確かなこと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

星詠み

閲覧数:51

投稿日:2009/11/04 22:32:00

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

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