#10
*優しい君*
「………。」
……教室の入り出口にレンが立っている。
「ハル……」
レンは少しかすれた声でそう言った。
するとレンは私に近寄ってゆっくり座ると、体育座りしている私を優しく抱き締めた。
意味分かんないよ……
レンは何がしたいの…?
そう言ってやりたかったが、
もう泣き疲れた体は、そんな余裕は無かった。
そして私を引っぱり上げ、ふたりで立つと、レンは真剣な顔をした。
「ハル………俺の話聞いて?」
私はゆっくり頷いた。
そして長い間沈黙が続くと、やっとレンは口を開いた。
「俺………ずっと前からお前が…ハルが好きだ。」
え……
嘘……………
あまりに衝撃的過ぎて脳に心がついて行けない。
「だから………俺と…付き合って欲しい…。」
「………うん…」
レンは私に近づき三度目のキスをした。
夢……みたい………
蓮男は唇を離すと、
にこっと微笑んだ。
私も微笑み返すと、蓮男は優しく私の手を握った。
私も握りかえす。
そしてふたりは夕日差し込む教室を後にした。
~fin~
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