A
棺の 中で 目が覚めた
千切れた 四肢を 拾い上げた
誰かが くれた 愛憎が
失くした 意思に 火を灯した

B
走る ノイズを 書き留めて
朽ちた 命に 水を与えて

S
寂しいのなら 泣き喚きましょ
その声を 音に込めるから
愛しいのなら 土に埋めましょ
その種が 花をつけるまで

正しいのなら 振りかざしましょ
その槌(つち)で 拍を刻むから
生きたいのなら 蘇りましょ
腐っても 息はできるから


A
痛みの 中で 夢を見た
心も 四肢も 切り裂く夢
何度も 死んで 滅びても
継ぎ接ぎ 縫って 生を真似る

B
意味も 仕掛けも 知らずとも
込めた 想いで 夜を撃ち抜く

S
消えたいのなら 吐き戻しましょ
それすらも 糧にしてくから
満ちたいのなら 食らいつきましょ
何もかも 奪ってくように

絶ちたいのなら かき鳴らしましょ
その耳が 痛くなるくらい
会いたいのなら 寄り掛かりましょ
救済を 逃さないように


C
目覚める度に 後悔して
それでも未だ 描(えが)いてる
つまづく度に 揺らいでいる
見慣れた傷を 飾ってく

S
寂しいのなら 泣き喚きましょ
その声を 音に込めるから
愛しいのなら 土に埋めましょ
その種が 花をつけるまで

死にたいなら 鳴り響きましょ
疲れたら 眠り落ちるから
生きたいなら まだ足掻きましょ
酸欠に 飽きてしまうまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ウタウタイゾンビ

閲覧数:318

投稿日:2023/10/12 18:20:36

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました