鏡の中と今・・・・
「リンーー!!!また遅刻するぞーー!!!」
「ふぇ・・・・?うーん・・・」
チラッ(時計を見る)
「あと・・・・10分もないじゃん・・・・」
「だから何度も起こしたのにッ」
「・・・まぁ見ててよね!」
「うん・・・何するんだろ」
ザザザザザザザッ!!!
リンは見たこともない早業で着替えてパンを食べて歯を磨いて髪をとかしカチューシャをつけた。
かかった時間約5分。
「・・・早。」
レンは唖然としていた。
そりゃあ驚くよねーこのワザは誰にも言ったことないしっ☆
「じゃ、いこー!」
「うん・・・」
―学校―
ガラッ
「佳奈ーっおはよーっ!!実夏ちゃんと彩ちゃんもおはようっ!!!」
「リンおはよー・・・うち眠いよー・・・・。」
佳奈は寝不足みたいで目の下にクマが出来ている。
「リンちゃんー佳奈に寝ろって言ってるのにヤダって言って聞かないんだー」
「私だったらこんな顔じゃあ外歩けないわー」
実夏ちゃんと彩ちゃんが言う。
「佳奈ー寝た方が良いよ?お肌とかにも悪いし・・・・」
「リンもそういうかー・・・分かった!屋上で寝てくる」
佳奈は渋々と教室から出て行った。
「そうそう、佳奈もうすぐ誕生日なんだ~」
実夏cが言う。
彩cは
「4/16なんだよ☆」
と教えてくれた。
「誕生日!?佳奈の誕生日は16日なんだー・・・私は12/27だよ~><」
「ぉお!絶対祝うよ!!!」
「うん!」
2人に別に祝って欲しくて言ったわけじゃないが絶対祝うといわれて嬉しかった。
「で、誕生会やろうと思うんだ!本人には内緒でね」
「そうなんだー・・・じゃあ計画しよっか!」
「「賛成ーッ!」」
そして、私 実夏c 彩cで『佳奈お誕生日おめでとう会』を開くことにした。
「場所は何処がいいかなー」
私のうちでもいいけどレン・・・レンは良いって言うかなぁ
まぁ後で聞こうかな。
「私の家でどうかな?」
「「賛成ーッ!」」
2人の意見も一致したのでリン宅でやることになった。
―家―
ガチャッ
今日は佳奈たちと帰ってきたのでレンとは帰らなかった。
「レンーちょっと聞きたいんだけどいいかな?」
「うん、何?」
「4月16日にここで友達の誕生会やっていい?」
「うん。いいけど、俺も用事あるんだー」
レンの用事?
なかなか出掛けることのないレンが?
絶対に何かある。
聞いてみよう。
「何の用事?教えて。」
レンは戸惑っている様子。
「別に隠さなくてもいいじゃない!その内バレるんだし」
「・・・・そっか。じゃあ・・・・」
何を言うんだろう。
ちょっと怖い。
でも挫けないで!私!!
「・・・ミクさんと出掛けるんだ。」
ミク・・・さんと・・・お出かけ?
2人で・・・・?
2人だけで・・・!?
・・・しょうがないよ。レンはミクさんのこと好きなんだもん
諦めよう。
ここであがいても意味がないよね
レンがこっち向いてくれるまで待つんだもん!!
「そっか!有り難う!楽しんできてね」
バタン・・・
リンがドアを閉める音が悲しく響いた。
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