霞桜
降り出した雨に
花は落ちて
僕の上に降り注ぐ
ただそれが・・・
それだけが
苦しくて目を閉じた
いつの日か
夢見てた
君が傍で笑ってくれると
遺された僕はまた空を見上げて
白い部屋
何も無い
僕は一人佇んでいるよ
君の香りだけが傍に残って
春の風が君を連れ去っていく
僕の掌 滑り抜けてく
降り注ぐ花弁に
消える君の想い
遠く離れてく
どこまでも
どこまでも
遠くなる届かない
桜色に染まる雨に
滲む視界
君が離れてく
遠ざかる
ただそれが
寂しくて手を伸ばす
そっとそっと君に――――
離れても いつかまた出会える気がするよ
今はまだ 上手く笑えないけど
さよならもきちんと云えない
もう少しだけ 此処で泣いてもいいかな?
春の雨が僕を包み込んで
悲しみが滲み出してく
降り止まない雨に
消える僕の声は
やがて掠れてく
いつまでも
いつまでも
届かない僕の願い
桜色に染まる雨に
滲む視界
君が消えてく
いかないで
いかないで
手を伸ばす
花弁が降り注ぐ
そっとそっと僕に――――
桜舞う この場所で 僕は君を想い続けるよ
届かない唄 歌いながら―――
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