当たり前が簡単に壊れてしまうこと
あの日の私はまだ知らなかった
大事なものを失うことを
こんなにも恐れることはなかったのに


一遍にして変わってしまった
私の生きていく運命
部屋で一人流した涙は
誰にも知られず消えていくの?


抜け出せないループの中で
いつも遠い未来夢見てた
隠してた弱音も見つけた希望も
全部紙に吐き出して


朝の光を永遠に
浴び続けていたいと願う
それはけして叶うことのない
願いだとわかっているけど
自分の弱さを知ってるから
強くなりたいと記して
苦しくても 悲しくても
今を生きたキセキ残していこう


自由を奪われていく感覚が
私の希望さえ吸いとっていく
無理に作った笑顔で
微かな光にすがっていた


弱りきった身体でも
私にできることはあるから
生きているこの一瞬を 確かなこの瞬間を
白いページに書き出して


朝の光を永遠に
覚えていたいと思う
痛い孤独の闇の中で
真っ暗になったとしても
私は一人じゃないから
真っ直ぐに前を見つめて
躓いても つらくても
今を生きた証刻んでいこう


私は幸せだったよ
愛するみんなに囲まれて
いっぱいの元気 優しい温もり
たくさんの笑顔もらってた
朝の光のように永遠に
輝いていたいと願う
いつか この命が消えてしまっても
私はその心を
ずっと照らし続けるよ


ありがとう 支えてくれて
ありがとう 笑ってくれて
ごめんね いっぱい迷惑かけて
愛してたよ
ありがとう 見守ってくれて
ありがとう 出会ってくれて
ごめんね 傷つくこと言って
ずっと永遠に『愛してる』…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

【曲募集】朝の光を永遠に

「朝の光に照らされた毎日を、みんな過ごせた人生を、私は生きれて幸せでした」


この歌詞は、森下多恵子さん著『朝の光を永遠に』を読み感じたままに作ったものです。
中学の図書の先生がこの方と同じ学校の同級生だったそうで、この本の読書感想文を書いて欲しいと頼まれたのが読んだきっかけです。

森下多恵子さんはもう亡くなっています。
彼女は乳ガンにかかられ、この本は彼女が亡くなるまでの闘病生活を彼女自身が綴った日記であり、彼女が生きた証でもあります。

この歌詞は読書感想文とともに、森下さんのご両親に読んでいただきました。

皆さんの心に何か伝わるものがあれば、と思います。

閲覧数:160

投稿日:2015/02/28 15:10:50

文字数:683文字

カテゴリ:歌詞

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