―…あの日あの木の下で、約束したでしょう?

二人で、藍色のリボンの端を持って。

それは、破ろうと思えばすぐに破ることが出来るほど、淡い、淡い約束…―。

あなたは簡単に、そのリボンを放した。

崖から投げ捨てられたリボン。

私もそれを拾おうとして落ちた。

助けようともせず傍観するあなたを見て、思った。

私はあのリボンと同じだって。


どんなに離れたって、切れることは無いと思ってた。
だけど…リボンには絶対端がある。
無限に続くわけじゃない。

…ねぇ、愛色の契りを交わしましょう?
目には見えないけど、切っても切れない愛の糸。

紡ぎたい。

どんどんどんどん紡いで、永久に延ばし続ける。

そんな事が出来たら…。

記憶の奥底に眠る昔の思い出。
この身に生を受けた時から知っている。


―…あの日あの木の下で、約束したでしょう?

二人で、藍色のリボンの端を持って。

それは、破ろうと思えばすぐに破ることが出来るほど、淡い、淡い約束…―。

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『藍色の掟、愛色の契り』

輪廻がちょっと入ってる気もしますが、別に宗教とかじゃないんで普通に考えて読んでくださいー!!w

閲覧数:78

投稿日:2011/10/20 20:31:36

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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