夕焼けが 世界の終わり、みたいだ
アルバイト帰り 疲れた足で家を目指す
ひさしぶり、僕らの身体性よ
重力に倣って五感が僕をなぞる
もし明日 誰もが僕を忘れたとして
どんな日記を綴ろう
お守りにしてきた歌は消えない そりゃ当然だ
僕も誰も知らない 今日だって騒がしい
ヘンテコな街だ
返事をしていない便箋が溜まっていく
遠くでどうか健康でいてください
いつだって明後日は不鮮明で 不明瞭で
そして続いていくんだろう 小さく震えながら
少しずつ答えを知っていく
そして握り締めたものを継いで剥いで
不恰好なフラッグシップが出来上がっていく
傷だらけの手のひらで 手繰り寄せられるかな
心の奥に閉まったままの遠いメーデーを
夕焼けが 世界の終わり、みたいで
誰かに知らせたくて写真を撮ってみたよ
ひさしぶり 元気にしていただろうか
相変わらずの君のままで
でも 何処かは変わっていると良い
返事をしないまま閉じたメッセージ
見る勇気のなかったあの文章を
思い出すたびに泣きそうになって 震えちゃうよな
物語に出来なかった日々も
お気に入りのシャツが台無しになったことも
しょうもないって笑えるまで 傷のまま飾ろう
整わない言葉で文章を接ぐ
少しずつ答えを知っていく
そして握りしめたまま走って 思考を追い越す!
何処も目指さないままで僕は生きて行ける
不恰好なフラッグシップに名前を付けよう
遠く聞こえたメーデーに木霊を届けに行こう
夕焼けが 世界の終わり、みたいだ
君は見ていただろうか
夕焼けが 世界の終わり、みたいで
君も見ていたらいいな
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