ハァー宵や日暮れや
思いがけない時代でも
まあるいまあるいお日様が
胸に沁みれば踊りゃんせ

燃える夕なの茜雲
くすむ瞳も篝火を

アアアンアアソンソン踊らにゃソン
さあさはあとふる音頭

ハァー月が出た出た
酒も仕事もないけれど
まあるいまあるいお月様
心照らせば踊りゃんせ

星や蛍や夏は夜
あがる花火の夢うつつ

アアアンアアソンソン踊らにゃソン
さあさはあとふる音頭

ハァー来たる日の出や
浮世行く末憂えども
まあるいまあるいお日様が
笑い出すまで踊りゃんせ

いのち短し朝の蝉
祭囃子もさながらに

アアアンアアソンソン踊らにゃソン
さあさはあとふる音頭

＊＊＊譜割り＊＊＊

はあよいやひぐれえや
おもいがけないじだいでも
まあるいまあるいおひさまが
むねにしみればおどりゃんせ

もえるゆうなのあかねぐも
くすむひとみもかがりびを

ああ(あん)ああそん(そん) おどらにゃ(そん)
さあさ (はあ)とふるおおんど

はあつきがでたでえた
さけもしごともないけれど
まあるいまあるいおつきさま
こころてらせばおどりゃんせ

ほしやほたるやなつわよる
あがるはなびのゆめうつつ

ああ(あん)ああそん(そん) おどらにゃ(そん)
さあさ (はあ)とふるおおんど

はあきたるひのでえや
うきよゆくすえうれえども
まあるいまあるいおひさまが
わらいだすまでおどりゃんせ

いのちみじかしあさのせみ
まつりばやしもさながらに

ああ(あん)ああそん(そん) おどらにゃ(そん)
さあさ (はあ)とふるおおんど

※カッコ内は１音を想定しております。