今日はあなたと何回目かのお出掛け
いつもよりおしゃれして
いつもより時間を掛けて
いつもより可愛くあなたと会うわ

ちょっとしたハプニング
触れた優しさに
私はまた恋に落ちるの

ねぇ君は私と同じ気持ち
そう思ってしまうのは
自意識過剰なのかな？
ふとした瞬間目が合って
ふわっと笑う君がいて
その笑顔にまたきゅんとして
私も釣られて笑っちゃうけど

ねぇ私は君が好き
そう言うのはまだ早いのかな

今日はあなたと放課後２人
教室一緒にお喋りするの
いつも通り笑い合って
いつも通りにゲームして
いつも通りの時間が流れるわ

夕暮れ教室から見上げて
綺麗な柑子色の空に
「もう帰ろうか」って呟く君

ねぇ２人で重ねた時間
どれも心地よくて
いっそ、このままずっと…
なんて思っちゃって
でもやっぱり伝えたくて
いざとなると尻込みしちゃって
また先延ばしにしちゃうけど

ねぇ、私は君が好き
そう言ってももういいかな

２人で行ったたくさんの場所
素直になれず言いそびれたありがとう
背伸びして出来た靴擦れさえも
全部大切な思い出だから
これからもずっと…

「ねぇ、私は君が好き！」
勢い任せで放った言葉
君は一瞬驚いてまたいつものように

ふわっと笑った