柔らかい北風

(サビ1)
わたしは ここにいるよ
笑顔で いつもいるよ
冬の訪れ待ちながら

(A1)
あなたを 見送った日の
時計台が 見えるカフェで
眺めている 秋の深まりを

遠く離れた 空の下で
働いてる 貴方のこと
思いながら 口に運ぶ
ラテの香り

(B1)
温かな 想い出には
少しほろ苦さも混じってる
柔らかな 舌触りと
喉を過ぎてく 熱さと
全てがそう 私の中
貴方を奏でてゆく

いつでもまた 会えばすぐに
あの日の

(サビ2)
わたしに 戻れるから
笑顔で 迎えるから
早く逢いに 来て欲しい
枯れ葉 消える頃
わたしは ここにいるよ
笑顔で ここにいるよ
いつも あなたが大好きと
飛び込んでいける


(A2)
夜へ急ぐ 夕暮れ道
不意に肩を叩かれたの
振り返ると 照れくさそうな
あなたがいた

(B2)
ゆるやかな 北風たちが
二人をふわりと 包み込む
何度目の 出会いでも そう
初めて会った ままだよ
全てを今 また始めよう
優しさ 詰め込んでく

二人だけの 心のカバン
いっぱいに

(サビ3)
わたしは ここにいるよ
笑顔で ここにいるよ
でも涙が あふれてくるの
止まらない
わたしは 泣いているよ
あなたに 抱きついて
優しい北風よ お願い
二人隠して

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ひらがなver.

(サビ1)
わたしは ここにいるよ
えがおで いつもいるよ
ふゆのおとずれ まちながら

(A1)
あなたを みおくったひの
とけいだいが みえる かふぇで
ながめている あきのふかまりを

とおくはなれた そらのしたで
はたらいてる あなたのこと
おもいながら くちにはこぶ
らてのかおり

(B1)
あたたかな おもいでには
すこしほろにがさもまじってる
やわらかな したざわりと
のどをすぎてく あつさと
すべてがそう わたしのなか
あなたをかなでてゆく

いつでもまた あえばすぐに
あのひの

(サビ2)
わたしに もどれるから
えがおで むかえるから
はやくあいに きてほしい
かれは きえるころ
わたしは ここにいるよ
えがおで ここにいるよ
いつも あなたがだいすきと
とびこんでいける


(A2)
よるへいそぐ ゆうぐれみち
ふいにかたをたたかれたの
ふりかえると てれくさそうな
あなたがいた

(B2)
ゆるやかな きたかぜたちが
ふたりをふわりと つつみこむ
なんどめの であいでも そう
はじめてあった ままだよ
すべてをいま またはじめよう
やさしさ つめこんでく

ふたりだけの こころのかばん
いっぱいに

(サビ3)
わたしは ここにいるよ
えがおで ここにいるよ
でもなみだが あふれてくるの
とまらない
わたしは ないているよ
あなたに だきついて
やさしいきたかぜよ おねがい
ふたりかくして