小説  題名【放課後】 リン視点

キーン コーン カーン コーン


「あーあ、今日も学校終わっちゃった。」
「え!?授業好きなの?」

チャイムが鳴り、一人呟いていると友達のカイトが話しかけてきた。

「そーゆーわけじゃないんだけ「レーンくーんVv」っ!…。」

私の言葉を遮った緑の髪の人の視線の先には、私と同じ髪の色のレン君がいて、そして私は胸が痛んだ。

レン君の周りにはいつもたくさんの女の人がいる。
今レン君を呼んだ緑の髪の人もその中に入っていた。

「そーゆーことな。ま、頑張れ。じゃあな。」

カイトは、私のレン君に対する思いを知っているただ一人。

「ん、じゃあね」

私は帰宅部のカイトを見送り、そしてまたレン君に目をやる。
バレないように、さりげなく。

「レン君!早く帰ろ?」

たくさんの女の人に囲まれたレン君は、どうやら帰るらしい。

今更言うのもあれなんだけど、私帰宅部なんだ。
何故こうして残っているかというと、帰っていくレン君の後姿を教室から見送るため。
一瞬、一瞬だけ目が合った気がした。
でも、それは気のせい。私の思い違いなんだ、きっと。

私以外、誰もいない教室で彼を思って歌う。
この歌が彼に届いてくれたらいいなぁと思いながら…。


そして、翌日。
私は意を決して、レン君に手紙を書いた。

[放課後、校舎裏に来てください]と…。

周りの手紙に比べたら可愛くも無い真っ白の手紙…
かざりっけも無くて見劣りしそうな真っ白の手紙…

それでもいい。来てくれるのなら…この思いを告げられるのなら…。

放課後、運命の時…。

なんちゃって、かっこいい事言ったけど内心ドキドキで
「本当に来てくれるのかな?」って思ったけど、レン君は来てくれた。

「好きです!」

…どうしよう、逃げちゃった
明日、顔をあわせるのが恥ずかしいよ…。



初の小説!
これは、分かりにくいと思いますがリンの片思いの話です。
そして告白したけど、恥ずかしくて逃げちゃったということです。

レンバージョンもつくります。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

【放課後】

リンの片思いのお話。

閲覧数:229

投稿日:2010/02/17 22:16:32

文字数:870文字

カテゴリ:小説

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