夜空に瞬く星屑のように
瞳にあふれる影絵はけっして
美しくはないけれども
人は最後 ひとりなのと
教えてくれることでしょう
夢よりはかない 言の葉舟
薄らな愛とか絆を謳えど
どの岸へも辿り着けぬ
わが身を焼く蒼の焔
氷のように痺れて
孤独の海 漂わせて
触れるものもわからない
あなたに晒した傷跡よりも
深くて醜い弱さを隠して
救いなんて求めるより
いくつ言葉尽くすよりも
わたしのために涙を
ひとつ 零れ落とせたなら
弱さを殺せるでしょう
ひとは最後 ひとりなのと
いつか知ることになるわ
自分のため零す涙
わたしを灯す火になる
ご意見・ご感想