数字と文字で作る世界
愛想笑いが得意になっては
性欲を満たす嘘 並べて
また 無形の愛を知る

狂ったように貪った
僕が無くした"代用品"の
無味な舌なぞって
君の破片を探ってた

愛情?欲情?擬態してる
汚い顔して 乾く喉を裂いた

何度もこだまして 僕を守った
君の声は聞こえないまま
代わりに吐かれた濁った音を
愛だと偽って 飲み干してた



君が置いてった時間に
何度もまた口付けをして
染みになった記憶と
君の香り 消させない

拙い快楽 苛つくだけ
湿ったベッドの温もりに縋れば

知らない背中にしがみ付いては
その慟哭に君を重ねて
漏れた吐息はまた君を呼んだ
気づいた時にはもう 戻れなくて

君がなによりも求めた嘘を
その熱と対価に
二度と帰らない君の傀儡に
褪せた記憶をまた映していた

僕の為に泣く君はもういない
知っているからまた 激しく
残酷なくらい優しい君の
冷たい体温を 愛している

君が否定した僕を殺して
君の手で最期に 「さよなら」
嘘をつき過ぎた歪な声で
もう一度聞かせて "大嫌い"と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

閲覧数:215

投稿日:2015/01/27 20:47:50

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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