ー二息歩行ー



「にしてもこんな夢見るの久しぶりだなぁーーー」




俺は夢の中で暴れまわっていたようだ。
その証拠にベッドから落ちた。

怪我しちまったよ。頭も痛いし・・・


ばぁんっ!!!


ドアがすごい勢いで開いた。


「お兄ちゃん?!!変な音したけど大丈夫?!!」


うるさい妹だ。


「あーなにもなかったよ。」

「じゃあなによさっきの音は!!」

「うーんと・・・」

ベッドから落ちたなんて言えない。
学校でなんて言われるかわからないからな。

「ゲーム機落としたんだよ。壊れてなきゃいいけど・・・」

「あーなんだ!ならいいやぁ」

ほんと単純な妹だ。
兄の心配してるのかしてないのかわからない。

と、出掛けなきゃやばい時間だ。



















「「いってきまーす!」」

「行ってらっしゃい!気をつけてね」

さて夢の続きを話さなきゃ。










**************



「こんな分厚い本をお父さんたち持ってたんだ・・・教えてくれたっていいのに・・・」


僕は本が好きだった。

家の中にある本は全部読んだ。

「にしてもなんだろ、『二足歩行規集』
って」

二足歩行はわかる。

でもその本なんか聞いたことないよ。

家帰ったらお父さんたちに読んでいいか聞こうっと・・・


バタン・・・・


「ただいま」

「おかえり!」


「ねぇこの本なんだけど・・・」



・・・


その言葉より早く出た言葉・・・


「ねぇママ僕、好きな人ができたんだー・・・・」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

二息歩行

久しぶりの浮上からの作品。
わけがわからないとこはスルーか私に聞いてください!

閲覧数:178

投稿日:2014/03/30 19:47:25

文字数:675文字

カテゴリ:小説

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