冷たい空気の中
誰か僕の脳を使って

世界を見ている
僕を動かしている

晴れた雨空の向こうがわ
不気味な警報が聞こえた

静かに確かに
微かに確かに


眠りに落ちた宇宙の
傷をなぞってく彗星
地球の音は既に
乱れ始めている

(人酔いしそうな雑踏の
中で君が泣いてる気がした
その時思ったんだ)


例えば君が呼吸さえできない程
傷付けられたとして
それでも僕は君をあいせるかな?
君をあいせるかな?


中枢神経に警報音


錆び付く鉄塔の上で
誰か僕の肺を使って

ダストを吸い込んでいる
ただただ吐き出してる

揺れた 大地の向こうがわ
不気味な警報が聞こえて

不穏を携え
静かに確かに

見慣れた景色の中の
今はもう無い公園で
君が泣いてる気がした

三半規管に警報音


例えば君が泣く涙さえ枯れる程
絶望したとして
それでも僕は君をあいせるかな?
どこまでいけるかな?

(海馬の下
脳幹が膨らむ)

例えば君が死ぬ事さえ出来ない程
○○○したとして
それでも僕は君をあいせるかな?

助けられるかな?

わかりあえるかな?
どこまでいけるかな?
どこまであいせるかな?


君をあいせるかな?


(静かに鳴り響く警報音)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

サイレン

閲覧数:99

投稿日:2020/11/08 03:48:02

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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