空 染めゆく薄紅
暁は 燃えて
儚さへといざなう

夢 凛とした姿
希望を持て と
春 今 我 悟す


風に揺れて 思い果てて
散りゆく宿命(さだめ)を愛し
君がためと 修羅の如く
剣振り 最期を 望む 生き様

舞いゆく 淡さ ここに留め
あなたのように 生きゆくために

滾る 血潮に 身 染める

死地に この身 預けて


夜 欠けゆくあの月
黒き雲 流れ
終わりへと 我 誘う

明日 にじむその影
事切れる前に
君 の元へ すぐ
時代の流れに ただ流されて
平凡な暮らしも 悪くないと
囁いて 背中 向けようとして。

滲む 濃き血慈しむ様に



「櫻 咲く頃会いましょう
その日 思い遂げましょう と
告げた あの言葉 偽り にしたくないの」

風に 揉まれ 高く 上がって
髪揺らす 褪せた 世

君がためと 駆けたあの日
叫び 失くしたくはない と


帰る事を 願いつつ も
君のため 死ぬ この幸福

手を伸ばして

暁の先へと

夜明けへと

風に揺れて 思い果てて
散りゆく宿命(さだめ)を愛して
君がためと 修羅の如く

時に 全て託して

「いつまでも 待っていますから
散りゆく季節が 終わっても
淡さと 儚さの あの樹の下
あなたの帰りを 待っています。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

果ての櫻

パピ子りんさんの歌詞募集のです。 http://piapro.jp/t/qh0W

閲覧数:127

投稿日:2013/03/21 11:21:38

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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