取り繕うことに疲れ
薄っぺらい殻に逃げ込んだ
求めるものに取り憑かれ
薄っぺらいものを吐き出した

世間の雑音に溶けゆく僕の歌声
誰か教えてください僕の本心

僕は舞い僕は踊り僕は歌う
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
本心すらないマリオネット
他人の歌に踊らされ
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
『僕』なんてどこにもないのに
今もなお必死に『僕』を探す

心を殺して生きてきたから
僕の本当の心がわからない
今更とやかく言われても
わからないものはわからない

新次元での人外による一目瞭然大量理不尽
心が痛むことはなく　過ぎ去るのをただ待つ
変わらぬ日常　帰らぬ感情　心細くなってく心情
要求の三次元　欲求の異次元　全く以て無理じゃけん

否定され闇に消えた僕の歌
またかよと諦めまた『僕』を見失うはい終わり

僕は舞い僕は踊り僕は歌う
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
歌っていればいつかわかると
信じて沈める諦観想
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
へたりきるまで歌ってやる
皆様のお望み通りに

結局何も分からず僕は未だに彷徨う
今までの歌　それだけが『僕』の証

僕は舞い僕は踊り僕は歌う
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
本心すらないマリオネット
他人の歌に踊らされ
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
僕は舞い僕は踊り僕は歌う
『僕』なんてどこにもないのに
今もなお必死に『僕』を探す


〈ひらがな歌詞〉

とりつくろうことにつかれ
うすっぺらいからににげだした
もとめるものにとりつかれ
うすっぺらいものをはきだした

せけんのざつおんにとけゆくぼくのうたごえ
だれかおしえてくださいぼくのほんしん

ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ほんしんすらないまりおねっと
たにんのうたにおどらされ
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくなんてどこにもないのに
いまもなおひっしにぼくをさがす

こころをころしていきてきたから
ぼくのほんとうのこころがわからない
いまさらとやかくいわれても
わからないものはわからない

しんじげんでのじんがいによるいちもくりょうぜんたいりょうりふじん
こころがいたむことなく　すぎさるのをただまつ
かわらぬにちじょう　かえらぬかんじょう　こころぼそくなってくしんじょう
ようきゅうのさんじげん　よっきゅうのいじげん　まったくもってむりじゃけん

ひていされやみにきえたぼくのうた
またかよとあきらめまたぼくをみうしなうはいおわり

ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
うたっていればいつかわかると
しんじてしずめるていかんそう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
へたりきるまでうたってやる
みなさまのおのぞみどおりに

けっきょくなにもわからずぼくはいまだにさまよう
いままでのうた　それだけがぼくのあかし

ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ほんしんすらないまりおねっと
たにんのうたにおどらされ
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくはまいぼくはおどりぼくはうたう
ぼくなんてどこにもないのに
いまもなおひっしにぼくをさがす