冬を凝縮したような夜に
ママとパパがあなたを連れてきて
「どうせ壊れてしまう」という私に
「壊れない」と銃で自分を撃った

表情豊かにプログラムされたあなたの近くにいると
不愛想な私が浮き彫りになって落ち込む日もあったけど
今では感謝しているの

独りを誰かのせいにして泣いていた私に
「自分が駄目にしたものが帰ってきてるんだ 」って 
攻められてると感じた私はあなたを壊そうとして大変だったね
意味が分かった時少しだけ生きやすくなったんだ

大きな戦いが起こった日
おぶられて駆ける街も人も全て変わっていて
変わらない気持ちを伝えなきゃって思ったんだ

何かあるはずの空間に何もなくて虚しくて
何時間もおしゃべりに付き合わせた夜
後で独りで思い出して申し訳ないことをしたって笑ったの
こういう思い出が少しずつ埋めていったんだ

夜が明けるで自問自答して
答えが出ないまま過ごした日々が
報われていったの

何かと比べて言葉を殺して
当たり障りなく生きるのが美徳だった私を
連れだしてくれて見せてくれた雪景色
「解析した中に答えはなくて的外れだったらごめんね」
心がそっと熱くなって何にでもなれる気がしたよ

先に壊れてごめんね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Inside the winter

オリジナル曲の歌詞です。

nikoniko http://bit.ly/33UQdQU youtube http://bit.ly/2rmyDIb

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投稿日:2022/11/13 18:19:57

文字数:514文字

カテゴリ:歌詞

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