1A
教室照らす光
並ぶ机 伸びる影
カレンダー 月ごと色変えて
1A'
グラウンド走る背中
響くドリブルの音
音楽室 端でうつむく君が
1B
不器用そうに弾くギター
ふたつ横で聞いていた
ずっと
1S
笑いながら帰ったね
急な夕立に濡れても ひらり雪も
ストロボみたい 焼きついて
1S'
カレンダー36枚めくるあいだだけで
ぼくら変わらないと信じてた
あの日
2A'
他愛ない廊下の声
響くチャイムの音も
アルバムには
載らなかった記憶
2B
窓から飛ばす 紙飛行機
誰だっただろう
どこまででも
2S
空も海も越えて 奇跡のように
未来でもずっと離れないと
そう思っていた
2S'
春夏秋冬(はるなつあきふゆ) どの季節にもぼくら
一緒にこんな笑いあっていたんだね
3S
カレンダー36枚めくるあいだで
指先が大人になって
もう戻れないと知った
3S'
すべてが両腕で抱えきれる
一瞬を思い出せると分かったら
踏み出せる この先も
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きょうしつ てらすひ かり
ならぶつく えのび るかげ
かれんだー つきごといろ かえて
ぐらんどは しるせ なか
ひびくどり ぶるのおと
おんがくしつ はしで うつむく きみが
ぶきようそうに はじくぎたー
ふたつよこで きいていた
ずっとわ
らいなが らかえったねきゅうな
ゆうだ ちにぬれても ひらりゆきも
すとろぼみた(い)やきついて
かれん だーさん じゅうろく まいめく
るあいだ だけで ぼくら
かわらないと しんじてた
あのひ
たあいないろうかのこえ
ひびくちゃいむのおとも
あるばむには
のらな かった きおく
まどからとばす かみひこうき
だれだっただろ
どこまででも
そらもうみも こえ てきせ
きのよ(う)に みらい でもずっと
はなれないと そう おもって(い)た
はるなつ あきふゆ
どのきせつ にもぼくらいっしょに
こんなわらいあっていた んだね
かれん だーさんじゅう ろくまい
めくるあい だでゆびさ きがおとな にな(あ)って
もうもどれ ないと しった
すべてがりょう うでで かかえ
きれる いっしゅんを
おもいだせるとわかったら
ふみだせるこの さきも
36の季節(仮)
otozuki6129様の曲 http://piapro.jp/t/TGHY
歌詞募集への参加作品です。
メロディの駆け抜けるようなスピード感と鮮やかな印象を受けて、
10代の3年間のはやさや、まぶしい季節のことを書きました。
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