薄明かり水面に
揺れている影
光 零れる波
いつしか 夢に
見ていた緑が懐かしい

浮かんでは消えて往く 僅かな記憶
それだけ頼りにして
君の場所へ辿り着けと
ただ願っていたのに・・・

ねぇ こんなにも美しく
こんなにも苦しい
僕らにも 生きていく
意味があったのかな?
差し引いたモノだけが
霞んでは 散って往く
あの物語

悪戯に笑った君の横顔は
掴んだら壊れてしまう
動かない手足
抱き締めて欲しくて・・・

-そうさ、君は僕、僕は君-

揺れ動き響いている
僕の泣き声
いつかの海の様で
僕もきっと君と同じ
空を見ていたかったのに

離れては近づいて
繰り返し往く事
感じては 傷付いて
傷付けて 果て逝く
風が止み 時が果て
僕の場所は何処にある?
抗う程に・・・

脆く作られた
黒い鍵盤は
蒼い旋律だけ散らばって
「ハジメマシテ」と言う 君の姿を見て
別れを残し眠りに就く・・・

苦く解けて往く
愚かな現実に
忘れかけていた感情
小さな太陽に 問い掛ける言葉は

-僕は君?君は僕?-

始めから僕は 運命を拒んだ
罪の意味を知っていたから
重ねて往く物は
何処からか聞こえる
君が歌う”真実の詩”

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Finale

この曲は、今年の夏以降に発表予定の、
zipアルバム「Candy」の収録曲となっています。
そちらもぜひ、チェックしてみてください。

閲覧数:263

投稿日:2010/07/18 22:54:31

文字数:508文字

カテゴリ:歌詞

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