びしょびしょになったTシャツで
目が覚めた日曜の午前6時
平日用のアラームを
消し忘れたんだ

小さく呻いた私は
何事も無かったかのように
現実逃避
もう一度潜り込んだ

頭ん中ぐっちゃぐちゃ
明日私は何処に消えてゆくの
何かに追われて幸せを
忘れてしまった

ずっと大人になれなくて
夢を仕舞った箱捨てれなくて
奥底に仕舞い込んで
頑なに抱き抱えている

もう一度朝が来て 忘れた頃に陽が昇る
そんな毎日なら 良かったのに
息もできない日が続いて
朦朧とした今を生きる
ぐでんぐでんに煮崩れた 2回目の朝を

ゆるゆるになった涙腺を
受け入れた 机の午前3時
もうすぐ昇る太陽が疎ましくて

きっと大人になれなくて
大人なんて誰も知らなくて
張った胸を戻せなくて
嘘が誠を積み重ねたままで

泣きたくなる夜が来て 押し潰されて朝が来る
そんな毎日でも お腹は空くの
息もできない日々の中で
細々とした幸せ探す
ジュースの当たりぐらい そのぐらいの価値

もう一度朝が来て 寂しくなって夜が来て
そんな1日でも 終わってゆくの
悲しみの海に沈み
混々とした日々を生きる
ぐでんぐでんに煮崩れた 繰り返しの日々の中で

明日なんて実は今日だって
今日だってもう昨日なんだ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

2度目の朝、夢枕の旅。

現実逃避のうた

閲覧数:90

投稿日:2022/10/30 00:00:41

文字数:535文字

カテゴリ:歌詞

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