今日もきみの一日が終わり
柔らかな肌、長いまつげ
無事に生き伸びた体を抱き寄せ
少し早い脈に触れてみた
毎日散々見つめても
飽くこともない 不思議な魔力
ぼくはきっと惑わされてる
人に脈々受け継がれる記憶のままに
愛のような、恋のような、
過去から紡がれてきた糸に
あぁ、ぼくも今束ねられてゆくのを、
感じる
今日も夜中に目を覚ます
眠れないかい、散歩に出ようか
ぼくの腕をつかむ手は存外強いから
明日もきっと元気に過ごせるさ
熱をもって からだが燃えたなら
一晩中でも抱きしめていよう
冷えた日には背中に暖を
日の当たる場所で共に生きよう
歌って、話して
愛のように、恋のように、
心の庭に深く根ざした
ああ、あたたかなこの思いが
少しでも伝わるでしょうか
いつか僕が、不要になって
一人で立って、歩いて行って、
風を駆って、空を飛んで
ここから見えなくなったとしても
愛のような、恋のような、
声にならず震える心を
きみも知る時がくることを
いつも願っている
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