君は走る
風を受けて
網が空を切って
川は笑う

あーどうして過ぎるのだろう
いないとばかりに
最初から

君は走る
草を分け
行ってしまおう
黒いカラスの孤島

夜通し探した
あやめも分からぬ
暗闇の中
冷たい蛍の火は
いつまでも飽きずに
影を舐め続け

道はゆっくりと明ける
全部忘れたように
誰もいない磨りガラスの向こう
きみのかえるいえはどこ

億の交差と
遣る瀬のない約束を頼りにしても
去る気もないこの魂と
いつともしれない君の
遥かまで突き抜けた
冷たい焔はただ明朗と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

つめたい火

歌詞です

閲覧数:61

投稿日:2019/09/23 22:09:50

文字数:241文字

カテゴリ:歌詞

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