夕日に染まる
あかあかの すすきの原
ざんざん揺れる穂の波と
風に当たった鼻先が
冷たく あかく
ちりりと痛く

ねえさま探して
すすきの原に
赤い夕陽にとけたよに
たそがれ時に
ある日 姿を消した
おねえさま



ほおずき色の
あかあかの すすきの丘
風に巻かれてからまった
着物の袖は重たくて
誰か 誰が
秋風が鳴く

ねえさま探して
すすきの丘に
橙色に燃えるよに
妖しの刻に
あの日 何かに魅かれた
おねえさま


秋風に下駄の素足はかじかんで
あかあかの 
指も耳も鼻も
ちりりと痛く
たそがれは過ぎてああ暗く
帰り道が分からない


青白い穂の
月明かり すすきの原
霞の向こう目を凝らす
月の下一つ赤
あかい きもの

おねえさま
おねえさま
おねえさまのあかい きもの
わたしのおねえさま
ほおずき色のきもの

すすきのはらのまんなかで
こちらをみているオネエサマ
あれは
あれは

ああ
あのオネエサマは
……たれそ かれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

オネエサマ

たそがれ時
赤い秋の夕暮れ神隠し。
探す子もいつの間にやら神隠し。
薄暗闇の、あの奥の、
あの人に似たアノヒトは、
あそこにいるのは誰ぞ、彼。


後半は韻も踏まずに支離滅裂です。
歌詞としておいていいのかなぁ、これ。
気に入っていただけたら、ぜひお使いください。

閲覧数:87

投稿日:2010/07/30 09:33:47

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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