なぁ、いつからだろう
僕が僕じゃなくなって
僕が死んでしまったのは
なぁ、どうしてかな
僕が今日も消えていく

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

そうだ、昔は確かに
自分にも自分があったんだ
そうさ、上手く笑えないのもきっと…

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

なあ、いつからだろう
僕が何も気づかずに
生きたふりをしていたのは
そうだ、教えてください
どうか、時の女神様

白木蓮の翼は いつの間にか
水仙のような毒を含んでいて
いつか見上げた青空
遠く遥か僕は
羽ばたくこともなく
散っていく


なあ、気づいていただろ
結局、僕ひとりきりじゃ
何もできなかったんだ
そうだ、本当は君と
もっと話したかった

白木蓮の翼は いつの間にか
黒百合のように色を黒く染めて
いつか仰いだ大空
果てしなく 高く
何もできずに今日も
散っていく

早く気づくべきだった
死にながら生きる世界は
真っ白で白木蓮のような
気高さも無く
これからは 虚ろの身体が
死ぬのを待つだけだ
真っ白で真っ白な
この世界で

こんな僕でも昔は自由に大空を
飛ぶことができたはずなんだ
いつか泳いだ青空青く深く
どこまでもどこまでも
澄みきって澄みきって

白木蓮の翼はいつの間にか
跡形もなく散ってしまったけれど
いつかもう一度君と大空を飛べたらいいな

僕は優しくなりたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

白木蓮の翼

閲覧数:54

投稿日:2024/02/08 14:04:58

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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