桜吹雪が 散りゆく曙
石橋越えて 見上げる天守
シャッター音が 風に流れる
この瞬間 離さない
堀の水面さ 桜さがりて
花びら 道さ 染めてら
風が鳴らす 最初の音
胸の奥で 響ぎだす
咲いて 舞って サクライロヒロサキ
この瞬間が 春に染まる
咲き始めた この街の音
夢へ踏み出せ!
火照る街 宵の鼓動
囃子おと 夜を裂き
絵巻の色 風纏い
扇ひらく 夏の夢
灯り揺れて 影のじゃわめき
掛け声 空さ たけぇな
ほどげて重ね 叩く音
胸の奥で 燃えあがら
燃えて 響け アカネイロヒロサキ
夜空まで 鳴り渡れ
歩幅そろえ この街の音
今を生きぬけ!
山を染めゆく 紅の黄昏
石畳には 音もなく
菊の香りが 風に溶け
足どりまで やさしくて
重ねてきた 時の層さ
笑顔さ 胸さ 揺れてら
遠く 聞こえる あの日の音
胸の奥で よみがえら
揺れて 重ね モミジイロヒロサキ
色の音が 響きだす
手を引く道で この街の音
心に灯る
白い吐息 ほどける静寂
きしむ雪道 足音リズム
雪の燈篭 凪の城下
手のひらに 鼓動あった
灯りひとつ 寄り添う影
やさしく こころ 溶けてゆく
音の消えだ その余韻さ
胸の奥で ぬくもりさ
積もって 照らす ユキノイロヒロサキ
静寂が 歌になる
時を巡り この街の音
胸に還る
巡って 奏でる サクライロヒロサキ
春のはじまり 夏のふくらみ
秋のゆらぎ 冬のむすび
季節は色に 色は音色に
メグルイロヒロサキ
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